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パイオニア、最終赤字830億円見通し 6期連続赤字へ

パイオニアは今期も最終赤字になる見通し。ディスプレイ事業からの撤退などによる減収や、構造改革費用の計上などがあるためで、最終赤字になれば6期連続となる。

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 パイオニアが5月13日、2010年3月期の連結最終損益が830億円の赤字になる見通しだと発表した。ディスプレイ事業からの撤退に加え、構造改革費用を計上するため。1305億円の赤字を計上した前期からは改善するものの、最終赤字になれば6期連続となる。

 業績予想は、売上高に当たる営業収入が前期比24.8%減の4200億円、営業損益が330億円の赤字(前期は545億円の赤字)、経常損益は375億円の赤字(同544億円の赤字)。

 ディスプレイ事業からの撤退や、自動車市場の冷え込みでカーエレクトロニクス製品の売り上げ減少により、大幅な減収を見込む。構造改革の成果で営業赤字幅は改善するが、今期も構造改革費用として470億円を見込んでおり、830億円の最終赤字になる見通し。

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