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FacebookやMySpaceを「無断借用」するURLが増加プロキシ回避などに利用

FacebookやMySpaceの名称が、無関係なサイトのURLの一部として使われるケースが増えているという。

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 米大手SNSのFacebookやMySpaceの名称が、無関係なサイトのURLの一部として使われるケースが増えていると、セキュリティ企業の米Websenseが報告した。

 WebsenseはFacebook、MySpace、Twitterの名称を含んだ無関係ドメインの実態について調査。「buy.viagra.twitter.fakedomain1234.com」「hotbabesofmyspace999.com」といったドメインが、どの程度出回っているかについて調べた。


URL数を単純比較した場合(Websenseより)

 その結果、URLの単純件数で比較すると、この手のドメインに最も多く利用されているのはFacebookであることが判明。しかし、スパムが自動生成するクローンWebサイトのURLまで含めると、FacebookとMySpaceがほぼ肩を並べる状況だった。一方、比較的新顔のTwitterはまだ利用される件数が少なかった。


クローンサイトのURLを含めた場合(同)

 この手のURLを使っているサイトの内容を調べてみると、プロキシ回避が最も多く、以下は広告、アダルト、SNS/個人サイトなどが多くを占めた。匿名プロキシはマルウェアなどのセキュリティリスクを呼び込む原因となることも多く、憂慮される状況だとWebsenseは指摘している。

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