ヱヴァ携帯、仮予約分含め予約者全員に販売 「限定3万7500台」に
ヱヴァ携帯の販売予約受け付けが混乱した問題で、ドコモは販売台数を当初予定から増やし、ドコモショップ店頭で予約申込書による「仮予約」をしたユーザーを含む全予約者に販売することを決めた。
「ヱヴァンゲリヲンケータイ」の販売予約受け付けが混乱した問題で、NTTドコモは6月12日、ドコモショップ店頭で予約申込書による「仮予約」をしたユーザーを含め、全予約者に販売することを決めたと発表した。当初は限定3万台だったが、集計した結果予約申込者が上回ったため、台数を合計3万7500台に増やすという。
予約は6月5日午前10時に受け付けを始めたが、希望者が殺到し、システムがダウン。このためドコモショップは紙ベースの手作業に切り替えて仮予約を受け付けた。同日午後3時には、ドコモショップ販売分の2万台以上の予約が入ったと見て、仮予約受け付けを終了した。
この時点で販売予定台数を予約申込が上回ったと見られたため、仮予約した人が実際に購入できるかが分からず、ネットでは情報が錯綜するなど、ユーザーは混乱した(ヱヴァ携帯、予約殺到でシステムダウン 手作業で「仮予約」)。
ドコモによると、全予約申込数を集計した結果、やはりドコモショップ販売分を上回った。コラボ端末は販売数や発売時期を原作者側と協議して決めているため、原作者側と協議した結果、予約者全員が購入できるよう販売台数を増やすことになった。
このため、当初2万台としていたドコモショップ分は2万7500台に増やす。量販店・一般販売店分は1万台で、合計台数は3万7500台になる。当初予定していたドコモオンラインショップでの販売は「量販店などドコモ直営以外の販売店にまわすため」(同社)、行わない。
ただ、当初は6〜7月としていた販売開始予定日は7〜8月にずれこむ。販売開始日が決定次第、ドコモショップから予約者に連絡するとしている。
予約が成立している申込者には、12日以降、ドコモショップが連絡する。ユーザーがドコモショップに問い合わせることでも確認できる。
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