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Twitterが演劇の“舞台”に ユリシーズを上演

「ユリシーズ」の登場人物をTwitterユーザーとして登録し、今何をしているかをつぶやかせるTwitter劇「Twittering Rocks」が行われた。

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 Twitterを舞台に、ジェームズ・ジョイスの「ユリシーズ」を“上演する”試みが今年も行われた。

 この試みは米ジョージア工科大教授のイアン・ボゴスト氏と同僚のイアン・マッカーシー氏によって6月16日に行われたもの。この日はユリシーズ記念日「ブルームズデイ」とされ、ファンは朗読会や劇の上演などを行っている。

 ボゴスト氏らは実際の演劇の代わりに、Twitter上でユリシーズを演じた。同作品は、6月16日にダブリンで起きた出来事を描いた物語。同氏は第10章「Wandering Rocks」の登場人物54人をTwitterユーザーとして登録し、これら登場人物が「今、何をしているか」を作中と同じ時間にTwitterに自動的に投稿するようプログラムを組んだ。


登場人物の1人、サイモン・デダラスのTwitterページ。自分が何をしているかをつぶやいたり、娘のディリー・デダラス(DILLYDEDALUS)の投稿に返信している

 ボゴスト氏らは2007年から、毎年ブルームズデイにこのTwitter劇「Twittering Rocks」を上演している。

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