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アポロ打ち上げを“リアルタイム”に再現 動画や音声、Twitterで 16日夜から
アポロ11号打ち上げから40周年を記念し、打ち上げから月面着陸までの4日間が動画や音声で“リアルタイム配信”される。管制センターとクルーのやりとりはTwitterでも再現する。
1969年の7月に行われた、アポロ11号の打ち上げの様子を“リアルタイム配信”するWebサイト「We Choose The Moon」がオープンした。打ち上げの40年後に当たる16日午後10時32分(日本時間)から、当時の記録映像や音声、Twitterを使い、月面着陸までの4日間の様子をリアルタイムに再現する。
ジョン・F・ケネディー図書館&博物館(米マサチューセッツ州)が主催。米航空宇宙局(NASA)の保管する記録映像44本、写真400点、109分24秒にわたる当時の音声、2223ページの文書を資料として利用する。重要なシーンを再現したアニメーション11本も公開する。
ヒューストンの管制センターとアポロ11号のクルーのやりとりはTwitterアカウントでも再現。アポロ11号からヒューストンへ向けた発言は「AP11_Spacecraft」で、ヒューストンからアポロ11号への発言は「AP11_Capcom」で、着陸船「イーグル」から司令船「コロンビア」とヒューストンへは「AP11_Eagle」で更新する。
Webサイトでは15日現在、打ち上げを待つアポロ11号の画像や、打ち上げまでのカウントダウンを表示。アポロ11号をさまざまな角度から眺めたり、当時の写真を見ることができる。
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