Web開発者の古川健介さんは、自ら開発・運用していた学生向け掲示板サイト「ミルクカフェ」を閉鎖する。7月末に書き込みを停止し、9月ごろ閲覧も停止する予定。クレーム処理など運用の手間がかる中、赤字が続いていたため。
ミルクカフェは、古川さんが大学受験予備校に通っていた2000年、予備校教員の評判を書き込む掲示板としてオープン。その後、大学生向けや高校生向け掲示板なども拡充した。現在の月間ユニークユーザー数は約100万、ページビューは約300万。
年間20万円ほどのサーバ費用がかかっていたが、収益があがらず赤字が続き、クレームの処理にも手間がかかっていた。ビジネスモデルを模索したり、クレーム処理を後輩の学生に頼んだりしたがうまくいかず、衰退していったという。
ミルクカフェを運営したいという企業があれば、連絡してほしいという。
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