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「ネットの声を政策に」――MIAUが衆院選プロジェクト
衆院選候補者にネット関連政策について聞いたり、政見放送を選挙終了後にYouTubeに公開するプロジェクトを、MIAUが始める。
インターネットユーザー協会(MIAU)は7月21日、ネットユーザーの声を政策に反映させるプロジェクト「MIAU総選挙プロジェクト2009」を始めた。
衆議院議員選挙(8月18日公示、30日投開票)の東京都内25小選挙区の候補者が対象。IT政策に関する意見を聞いて回答を公開するほか、選挙終了後に政見放送をYouTubeにアップロードする。
アンケートでは、ネットを使った選挙運動や、児童ポルノ禁止法、大衆薬のネット販売規制、いわゆる「ダウンロード違法化」など10項目について意見を聞き、回答をまとめてネット上で公開。
各候補者の政見放送を録画して選挙終了後にYouTube上にアップロードし、公約違反がないかチェックできるようにする。
東京以外の地域で候補者にアンケートを配ったり、政見放送をYouTubeにアップするボランティアも募集している。
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