米Microsoftは9月8日(日本時間9日)に5件の月例セキュリティ更新プログラムを公開し、最大深刻度は5件とも最高の「緊急」レベルになる。3日の事前通知で明らかにした。
今回の更新プログラムでは5件ともWindowsの脆弱性を解決する。脆弱性を悪用された場合、リモートでコードを実行される恐れがある。対象となるのはWindows 2000 SP4からWindows Vistaまで、サポート対象の全Windows。特にWindows Vistaは、5件中4件で深刻な影響を受ける。
悪意のあるソフトウェア削除ツールの更新版も併せて公開される予定。
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