ビックカメラは10月22日、東京・池袋の3店舗を同時にリニューアルする。割安なアウトレット品を販売する専門館や、子会社のソフマップによる中古販売も展開。30日にはヤマダ電機の大型店オープンが控えており、リニューアルと新業態の導入で対抗する。
池袋の5店舗のうち、JR池袋駅東口の本店、本店パソコン館、東口総合館をリニューアルする。
東口総合館は「ビックカメラ アウトレット」に変更。地下1階〜地上3階では、PCやAV機器、白物家電などのの店頭展示品や外装不良品、型落ち品などを割安に販売する。4〜5階にはソフマップが入り、PCやゲームソフトなど、ハードとソフトの中古品を販売する。
本店は、7階に調理家電の実演を行う「キッチンスタジアム」、5階に美容家電を体験できる「フェイシャル体感ブース」を新設する。家電に詳しい専門相談員による買い物サポートも行う。
本店パソコン館は、地下1階をソフマップによるPCゲーム・アニメ関連商品の新品ソフトフロアにするほか、3階にバッファローの全製品をそろえるという「BUFFALO SQUARE」を新設。本格的PC専門店としてリニューアルする。
3店舗と、カメラ専門の「カメラ館」、「西口店」と合わせ、池袋5店舗で「専門店の集合体としてお客様にご満足いただける接客とサービスを提供していく」としている。
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