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世界初、オールフレキシブル電子ペーパー端末 ブリヂストン
ブリヂストンは、世界初のオールフレキシブル電子ペーパー端末を開発したと発表した。独自の「電子粉流体」を使う方式で、厚さは5.8ミリと、電子ペーパー端末として世界最薄に抑えた。
ブリヂストンは10月26日、世界初のオールフレキシブル電子ペーパー端末を開発したと発表した。独自の「電子粉流体」を使う方式で、厚さは5.8ミリと、電子ペーパー端末として世界最薄に抑えた。
「超薄型オールフレキシブル電子ペーパー端末」という名で、画面サイズは10.7インチ。電子ペーパーやタッチパネル、電子回路基板などをすべてフレキシブル化した。
書類や電子新聞などを閲覧できる「電子情報閲覧用電子ペーパー端末」も発表した。4096色表示に対応し、画面サイズは13.1インチ(A4)。ページ切り替えは0.8秒に高速化した。手書き入力性能も備えている。
電子情報閲覧用電子ペーパー端末は、関西アーバン銀行の渉外員業務支援システムへの採用が決まっており、来年春から試験運用を始める予定だ。
それぞれ、フラットパネルディスプレイ専門展示会「FPD International 2009」(10月28日から、パシフィコ横浜)に出展する。
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