レンジで魚は焼けるのか!? 「魚焼きパック」でサケやサンマを焼いてみた:乙女が行くぜ(2/2 ページ)
食欲の秋。電子レンジで焼き魚がこんがり焼けるという「魚焼きパック」を使い、オフィスでサケやサンマを焼いてみた。
残ったのは、焼き肉用カルビと丸ごとのサンマ――ここからが勝負だ。パックには大きく「切り身魚専用」の文字がある。食材を買う前に気づけば良かった。いや、もう気にせず肉を焼いてみることにしよう。
魚は3分程度で焼きあがったため、肉も3分間加熱。するとレンジから焦げ臭いにおいが……これはまずいかもしれない。取り出すとパックは脂でひたひたに。開けると肉が炭化していた。
……でも、もったいないので食べた。おいしくない。あまりにも悔しいので、1分半に時間を短縮してチャレンジしたところ、パックから脂でがしみ出してしまったのは気になるが、今度はうまく焼けた。肉を焼くときは時間を短めにするといいようだ。
最後は、秋を代表する魚・サンマだ。長いのでパックに入りきらないのではないかという懸念があったが、無理やり詰めてみると案外入る。頭としっぽは出てしまうが、可食部は収まった。うん……たぶん大丈夫。焼こう。
厚みがあるため3分間加熱。途中レンジから「ボンッ」という音が数回聞こえ、ぞっとしたが聞こえないふりをすることにした。
3分経ってワクワクしながら開けた記者が見たのは悲惨な光景。レンジの中にサンマが飛び散っている。ワタが破裂したらしい。あぁ……会社のレンジを汚してしまった。
めげずに食べてみると案外おいしい。皮ははがれてしまったが、ほかの魚と変わらずふっくらとジューシーに焼けている。しかし、本来の使い方とは異なるため、おすすめはしない。
使い終わったパックは、そのまま捨てられる。洗い物などの手間がかからないのが便利だ。社内などで焼く場合、においの問題さえ許してもらえれば、焼きたての魚を自分のデスクで楽しめる。
次回は白米とインスタントみそ汁でも持参して、簡単手作りランチでも楽しもうかと思う。ほとんど料理ができない記者でも料理をする気が生まれるなんて……家庭的な女にも近付いて一石二鳥じゃないか!
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