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Google、画像検索の結果をホイール状に表示する「Image Swirl」
Googleが、画像検索の結果をホイール状に表示し、絞り込みやすくする新サービスをLabsで発表した。
米Googleは11月17日、Google Labsの新画像検索サービス「Google Image Swirl」を発表した。検索結果の画像を関連するグループごとにホイール上に表示し、ユーザーが絞り込むのを助ける。
例えばImage Swirlで「washington」を検索すると、ワシントン大統領やワシントンD.C.の地図など、関連する12の画像がサムネイルのグループとして表示される。
この中から目的に近いグループをクリックすると、画像が渦巻状(swirl)に表示される。
Swirlは、似た画像を検索する機能「Similar Images」とPicasaの顔認識機能のために開発した技術を拡張したもので、画像をどうグループ化するべきかを判別し、グループ内での階層を構築する。現在対応するクエリは20万以上あり、対応するクエリは検索枠に入力するとオートコンプリートされる。クエリ候補として「東京タワー」「浮世絵」などが表示されているが、編集部で確認したところ、日本語での入力には対応していないようだ。
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