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「アキア」が復活 液晶テレビ新ブランドで再出発

かつてユニークなPCで知られた「アキア」が液晶テレビの新ブランドとして復活。4万9800円の32型ハイビジョンテレビなどをネット販売する。

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 かつてユニークなPCで知られた「アキア」が液晶テレビの新ブランドとして復活する。旧アキアと縁が深いバイ・デザインと提携する形で、4万9800円の32型ハイビジョンテレビなど、まず5製品をラインアップ。ネット販売限定で展開する。

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4万9800円の32型ハイビジョンテレビ「32HG08H-B」

 32型のほか、9万9800円の42型フルHDモデル、4万4800円の24型フルHDモデルなどを販売する。ファブレス企業として自社での製造は行わず、「液晶パネルも自社で組み立てる世界トップクラスのメーカー」に委託しているという。

 旧アキアはデル・コンピュータ(当時)日本法人の社長で現バイ・デザイン社長の飯塚克美氏が1995年に設立。Macintosh互換機を発売するなどした後、99年にカシオ計算機の傘下に入った。デスクトップ用プロセッサを搭載したA4ノートPCで高木産業(パーパス)と競うなど“とんがった”PCメーカーとして知られていたが、その後整理されていた。

 新アキアは今年2月に設立。日立製作所出身でバイ・デザイン技術本部長を務めた多治見淑高氏が社長に就任した。同社は「アキアブランド復活に際しては、多くの方から支援をいただいた。まずは昔、アキアのPCをご愛顧いただいたお客様に新生アキアの薄型テレビを使っていただければ」としている。

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