AppleがMacクローンメーカーのPsystarを訴えていた裁判で、両社が部分的に和解した。米メディア各社が報じた。
PsystarはAppleに270万ドルを支払うことに同意し、Appleは商標権侵害や州法違反の訴えを取り下げると伝えられている。
Appleは2008年に、Psystarを著作権侵害、DMCA(デジタルミレニアム著作権法)違反で提訴した。その後PsystarはAppleを独禁法違反で反訴したが、5月に破産保護を申請した。
11月には、連邦判事がPsystarの著作権侵害を認める判決を下している。
Psystarはまだ自社サイトでMacクローンの販売を続けており、PCにMac OS Xをインストールするソフト「Rebel EFI」も提供している(追記:その後PsystarはMacクローンの販売をやめたもようだ、同社サイトでは現在、すべてのMacクローンが「在庫切れ」となっている)。
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