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Apple、Mac OS X向けのJava更新版をリリース
Mac OS X 10.5とMac OS X 10.6向けのJava更新版リリース。多数の深刻な脆弱性に対処した。
米Appleは12月3日付で、Mac OS X向けのJava更新版をリリースし、多数の深刻な脆弱性に対処した。
更新版は2つあり、「Java for Mac OS X 10.5 Update 6」はMac OS X 10.5.8が対象に、「Java for Mac OS X 10.6 Update 1」はMac OS X 10.6.2以降のバージョンが対象となる。
いずれもJava 1.6.0_15までの古いバージョンに存在していた複数の脆弱性を解決した。これら脆弱性は、不正なJavaアプレットを仕込んだWebページをユーザーに閲覧させて、任意のコードを実行するといった攻撃に用いられる恐れがある。
AppleのアップデートではJavaを1.6.0_17などの最新バージョンに更新して、これら問題を解決している。
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いずれの問題もMac OS X 10.6「Snow Leopard」は影響を受けないという。
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