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セブンネットショッピングで価格誤表示 注文客への対応は「検討中」
ECサイト「セブンネットショッピング」で飲料など一部商品の価格を通常の10分の1以下で表示していた。誤表示の価格のまま販売するかは検討中という。
12月8日午前0時にオープンしたセブン&アイ・ホールディングスのECサイト「セブンネットショッピング」の一部の商品で、通常の10分の1以下の価格を表示するミスがあったことが分かった。注文した顧客に誤表示の価格のままで販売するかは「検討中」という。
飲料などケース売り商品の価格を1本の単価で表示していた。1ケース24本入りなら単価×24本が本当の売価だが、実際にはこれを1本の値段で購入できるようになっていた。
8日早朝に誤表示に気付き、調査を開始。誤表示が判明した商品は「品切れ」と表示するなど対応を進めており、9日現在も商品価格のチェックや原因の究明を続けている。
誤表示はネット上で話題になり、大量に注文するユーザーもいたようだが、同社は「注文件数は少なかった」としている。価格を入力する際のミスが原因の可能性が高く「人為的なものだろう」としている。
今年10月、同社グループのイトーヨーカドーのサイトでも同様な誤表示があり、誤って表示した価格で商品を販売していた。同サイトは12月7日に終了。8日から、グループ全体のECサイトを統合したセブンネットショッピングをオープンしていた。
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