Lenovo、AMDプロセッサ搭載のThinkPad発表
Lenovoの「ThinkPad X100e」「ThinkPad Edge」はThinkPadでは初めてAMDのプロセッサを採用している。
Lenovo Groupは1月4日、AMDプロセッサを搭載した初の「ThinkPad」を発表した。500ドルを切る小型・低価格モデルとなる。
AMDプロセッサを搭載した「ThinkPad X100e」は449ドルからのウルトラポータブルノートPC。商用PC向けのAMD VISION Proプラットフォームを採用し、CPUはAMD Athlon NeoまたはTurionから選択できる。11.6インチディスプレイ、フルサイズキーボード、マルチタッチ対応タッチパッド、トラックポイントを搭載する。ワイヤレス機能はWi-Fiのほか、オプションでBluetoothと3Gも追加できる。
またLenovoはこの日、新しいノートPCファミリー「ThinkPad Edge」も発表した。13、14、15インチのモデルがあり、13インチモデルはThinkPad X100eと同様に、AMDのプロセッサとVISION Proを採用している。AMDプロセッサはTurionとAthlon Neoから選択可能で、Intel Core 2 Duoの省電力版と通常版も選べる。
ThinkPad Edgeではキーボードのデザインも新たにしている。指1本でマルチメディア機能などにアクセスできるようファンクションキーのデザインを変え、使用頻度の低いキーは廃した。14インチと15インチのモデルの一部は、暗いところでも使えるようにキーボードが光るようになっているという。大型のマルチタッチ対応タッチパッドも搭載している。
バッテリー駆動時間は約8時間。無線機能はWi-Fiのほか、オプションでBluetoothや3G、WiMAXも追加できる。防滴キーボードなど耐久性にも配慮しているという。
X100eおよびThinkPad Edge 13インチモデルは1月5日から販売される。価格はX100eが449ドルからで、Edgeは約549ドル。本体カラーはミッドナイトブラック、ヒートウェーブレッド。Edgeの14インチ、15インチモデルは第2四半期に発売予定。
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