ブラザー工業は1月20日、電子ペーパーを採用した携帯型ディスプレイ端末の廉価版「ブラザー ドキュメントビューワSV-70」を2月20日に発売すると発表した。オープン価格で、実売価格は10万円前後。
A4サイズの書類をデータ化して持ち歩くこと想定した業務用端末。昨年発売した電子ペーパー端末「SV-100B」(実売14万円前後)からBluetooth通信機能やmicroSDカードなど一部付属品などを省き、価格を抑えた。
基本機能はSV-100Bと同じで、表示部は9.7インチ(150dpi)のモノクロ4階調表示。2GバイトのmicroSDカードにA4書類約1万枚分のデータを収録でき、128ビットAESによる暗号化に対応している。メンテナンス現場でのマニュアル参照や、弁護士・税理士など大量の書類を軽量・セキュアに持ち歩きたいユーザーがターゲット。
関連記事
- ブラザーが“業務用”電子ペーパー端末 大量の書類、コンパクトに持ち歩き
「電子書籍じゃありません」――ブラザーが業務用の電子ペーパー端末を発売する。A4書類をデータ化して持ち運ぶことを想定している。 - 「電子書籍じゃありません」 ブラザーの「業務用」電子ペーパー端末
ブラザーの電子ペーパー端末は、A4書類の閲覧を想定した大きめサイズの業務用だ。電子書籍端末としてではなく、企業向けのペーパーレスソリューションとして売り込む。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.