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楽天が中国進出 百度と合弁で
楽天は、中国最大の検索サービス「Baidu.com」を運営するBaidu(百度)と合弁で、中国でインターネットショッピングモール事業を展開する会社を設立する。
楽天は1月27日、中国最大の検索サービス「Baidu.com」を運営する中国Baidu(百度)と合弁会社を設立し、今年後半をめどに中国でインターネットショッピングモール事業を展開すると発表した。
合弁会社への出資総額は当初3年間で約43億円。楽天が51%、百度49%を引き受ける。代表者は楽天から派遣する予定。
当局の認可を得た上で今年後半にサービスを始める予定。百度の集客力やマーケティング力と、楽天の技術やノウハウを組み合わせ、中国最大規模のショッピングモール構築を目指す。
楽天によると、2009年の中国のネットユーザー数は約3億8400万人と世界1位。中国国内のEC市場はCtoCを中心に発展してきたが、今後はBtoC市場が大きく成長すると見込まれているという。
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