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Nokia、スマートフォン好調で第4四半期は増収増益
タッチスクリーンやQWERTYキーボード搭載の端末がけん引し、Nokiaはスマートフォン市場でシェアを40%に伸ばした。
フィンランドの携帯電話メーカーは1月28日、2009年第4四半期決算を発表した。スマートフォンが好調で、大幅な増益となり、市場シェアも拡大した。
同四半期の売上高は前年同期比5%増の120億ユーロ、純利益は同65%増の9億4800万ユーロ。携帯端末の販売台数は、前年同期から12%伸ばして1億2690万台とした。
同四半期は特にスマートフォンが好調だったと、同社のオリペッカ・カラスブオCEOは語っている。「新しいタッチスクリーンモデルやQWERTYキーボードモデルの立ち上げが成功し、スマートフォンの市場シェアが伸びた」と同氏。同四半期のNokiaのスマートフォン市場シェアは、推定で前期の35%から40%に伸びたという。
2009年通期では、売上高は前年比19%減の410億ユーロ。世界的な不況の影響としている。しかし、特にモバイルデバイスに関する需要環境は、世界経済の回復に兆しが見えるに伴い、年後半に改善が見られたと述べている。
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