米Microsoftは、初期版「Windows Vista」のサポートが4月13日(米国時間)で終了することをあらためて告知した。
対象となるのは、サービスパック(SP)をインストールしていないWindows Vista(RTM版、SP0とも呼ばれる)。Microsoftのサポートポリシーでは、WindowsのSPがリリースされると、その24カ月後に1つ前のSPはサポート終了となる。VistaのSP1が2008年3月に公開されて2年がたつため、SP0版はサポート打ち切りとなる。
現在、Windows Vistaの最新SPは2009年5月にリリースされたSP2となっている。
併せて、Microsoftは顧客の要望を受けてSPサポートポリシーを変更したと明らかにした。これまでのポリシーでは、SPのサポートが終了すると、顧客は電話サポートやセキュリティアップデートなどの提供を受けられなくなり、Microsoftから支援がを受けるにはSPをアップグレードしなければならなかった。変更後は、サポートが終了したSPでも、故障修理対応など限定的にトラブルシューティングを提供する。
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