ニュース
iPad、日本発売は5月末に延期 米国で「予想をはるかに上回る需要」
AppleはiPadの米国外での発売を1カ月延期し、5月末に。米国での需要が予想以上で、供給能力に限界があるためという。
米Appleは4月14日、iPadの米国外での発売時期を当初の4月末から1カ月延期し、5月末にすると発表した。先日発売した米国で「予想をはるかに超える需要」があり、供給能力に限界があるためとしている。5月10日に米国外での価格を発表し、オンライン予約受け付けも始める。
iPadは米国で3日に発売され、1週間で50万台以上を出荷。今後は米国ユーザーが実際にiPadを手にする機会が増え、「今後数週間にわたって供給能力を超える需要があるものと思われる」と予想。3Gモデルの4月末納期分についても多数の予約があるという。
「驚くべき米国内での強い需要に直面」した結果、米国外での発売を1カ月延長する「困難な決断」をしたという。同社は「米国外の多くのお客様にはこのニュースに失望されることと思いますが、iPadがかくも米国で大成功を収めているという発売延期の理由を聞いて、ご了解いただけることを希望いたします」としている。
関連記事
- AppleのiPadは「完ぺきなすべり出し」、専門家が評価
AppleはiPad発売をメディアに大々的に取り上げてもらい、また品切れを避けることで準備不足の愚かな会社と思われずに済んだと、専門家は評価している。 - iPadの販売台数が45万台に ジョブズ氏が明らかに
4月3日の発売以来、iPadにダウンロードされた電子書籍は60万冊、アプリは350万に上る。(ロイター)
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.