Wi-Fi内蔵のスリムな新型「Xbox 360」発表 Kinectは11月発売
新型Xbox 360はWi-Fiを内蔵し、HDDが従来の約2倍の250Gバイトに拡大している。日本では6月24日に発売予定だ。
米Microsoftは6月14日、従来よりもスリムになった「Xbox 360」を発表し、モーションコントローラー「Kinect」の詳細を明らかにした。
新型Xbox 360はスリムなブラックの筐体で、静音設計。Wi-Fiを内蔵し、HDDは既存モデルの約2倍の250Gバイトに拡大し、HDMI出力、USBメモリ対応。ワイヤレスコントローラー、ヘッドセットがついて299.99ドルで、米国で即日販売開始となった(追記:日本国内では6月24日に希望小売価格2万9800円(税込)で発売)。
身振り手振りでゲームを操作するシステム「Kinect for Xbox 360」は米国で11月4日に発売され、その後ほかの地域でも発売となる(日本での発売日は未定)。価格はまだ明らかにされていない。発売日には対応タイトルとして、バーチャルペットを育成する「KINECTIMALS」、スポーツソフト「KINECT SPORTS」、レーシングゲーム「KINECT JOYRIDE」、ダンスゲーム「DANCE CENTRAL」など約15タイトルが用意される。2011年にはKinectでプレイできる「Star Wars」のゲームも登場するという。
KinectにはXbox LIVEでビデオチャットができる機能「Video Kinect」もある。来年にはVideo KinectとWindows Live Messengerの連係が予定されており、Xbox LIVE会員がPCユーザーとビデオチャットできるようになる。
このほかMicrosoftは、Disney傘下のスポーツ専門チャンネルESPNと、Xbox LIVEにスポーツイベントをライブ配信することで契約したと発表した。
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