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米政府、YouTubeで原油流出事故について質疑応答
バラク・オバマ米大統領の演説に続いて、「Google Moderator」で募った国民からの質問に対し、ロバート・ギブズ報道官がストリーミングで答えた。
米政府は6月15日(現地時間)、メキシコ湾岸沖合での原油流出事故に関するプログラムを公式YouTubeチャンネルでストリーミングした。午後8時から約20分バラク・オバマ大統領がこの事件について語り、続いて大統領報道官のロバート・ギブズ氏があらかじめGoogle Moderatorで募った国民からの質問に25分にわたって回答した。オバマ氏の演説はテレビでも生中継したが、質疑応答はYouTubeのみでの公開だった。
米政府は公式YouTubeチャンネルにGoogle Moderatorの機能を特設し、午前11時ごろから質問を募集した。最終的には7233件の質問が寄せられ、どの質問にギブズ氏が答えるべきかを決める投票では19万2711票が集まった。ギブズ氏は、最も票を集めた幾つかの質問にストリーミングで答えた。
4月20日にメキシコ湾の沖合で起きた大規模な原油流出事故に関して、米政府の対応の遅さに対する批判が高まっている。オバマ大統領は今回の演説で、政府の取り組みと今後の見通しについて説明し、クリーンエネルギー政策の重要性を訴えた。
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