iPhone/iPadで動くARヘリ「AR.Drone」、米国で9月発売決定
iPhoneで操縦できるARヘリコプター「AR.Drone」の米国発売が決定。日本の予定なども近く公開される。
仏ParrotはiPhoneで動く4ローターのARヘリコプター「AR.Drone」の製品版に関する詳細を発表した。米国では9月に小売開始される。希望小売価格は299ドル。英国での販売・価格はE3 Expo終了後に発表。日本を含むアジア、そしてヨーロッパは今後数週間のうちに情報が出る予定。今回の発表で、iPadで動作することも明らかになった。
App StoreでダウンロードできるAR.Drone用アプリケーションが3種類になることが今回発表された。ARを利用した人利用ゲームの「AR.FreeFlight」は無償ダウンロードで既に公開(http://itunes.apple.com/jp/app/free-flight/id373065271?mt=8)。初級と上級の2つの操縦モードを持つ、AR.Droneの飛行・操縦用アプリケーションだ。残る2つはゲームで、App Storeで販売される。「AR.Dronegate」と「AR.FlyingAce」。「AR.Dronegate」は未知の敵から基地を守るARゲーム。「AR.FlyingAce」は空中戦ゲーム。
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動画のストリーミング機能は、2010年1月開催のCESで公開したAR.Droneのプロトタイプより強化。また、ハル(シールド)の前面もより強固にし、カメラに対する保護性能を高めた。iPhone/iPod touchの画面上にどちらのカメラの映像を表示するかは、プレーヤーが切り替えることが可能で、前面、下部の2基のカメラの映像を同時に表示することもできる。
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