7月24日から静岡市で公開される高さ18メートルのガンダムの実物大立像の公開前夜祭が、23日夜に行われ、ガンダムはまさに「燃え上が」った(動画はこちら)。
テレビシリーズでおなじみの楽曲に合わせ、七色に光ったり、炎やスモークに包まれり――前夜祭限定の演出に、集まった報道陣や関係者は感嘆の声を上げていた。24日以降は、前夜祭とは異なる演出で一般に公開される。
実物大ガンダムは、静岡市が主催するイベント「模型の世界首都・静岡ホビーフェア」の目玉として来年1月10日まで公開。ガンダムのプラモデル「ガンプラ」が今年で30周年を迎えるのを記念し、ガンプラの故郷で大地に立った。お台場とは違うガンプラ風のデカールを施し、手にビームサーベルを持った「RG(リアルグレード)1/1ガンダム」だ。
ガンダム生みの親・富野由悠季さんは「オリジナルのガンプラから30年経ち、これ(実物大ガンプラ)が実現した。また30年たったら、みなさんと空を飛びたい。みなさんといってもこの会場にいる(関係者の)みなさんではなく、5歳、10歳、15歳のみなさんと」と話した。
バンダイ社長で「チーフガンダムオフィサー」(CGO)の上野和典さんは「バンダイの商品ほとんどが中国製だがガンプラだけはメイドインジャパン、静岡にこだわり続けている」とコメント。小嶋善吉 静岡市長は「市民が楽しみにしてくれたのがうれしかった」など歓迎。ガンプラ30周年公式テーマソングを担当したT.M.Revolutionこと西川貴教さんは、「この場にいられてうれしい」など喜びを語った。
実物大ガンダムは、静岡市が主催するイベント「模型の世界首都・静岡ホビーフェア」の目玉として7月24日〜来年1月10日まで公開。JR東静岡駅前(同市葵区)の会場では、展示と同じくビームサーベルを持つ会場限定プラモキット(1800円)や、「静岡にガンダムを見に行ってきましたカスタードケーキ」(1000円)など限定商品を販売するほか、ガンダムにちなんだメニューが食べられる「ガンダムカフェ」もオープンする。
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