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Googleの開発者向け「Nexus One」、人気高く売り切れに
一般向けにはあまり売れなかったGoogleのNexus Oneだが、開発プラットフォームとして売りに出したところ2週間あまりで完売した。
開発者向けに売り出されたGoogleの「Nexus One」スマートフォンが、発売から2週間あまりで売り切れになった。
Nexus Oneは1月に消費者向けに発売されたAndroid携帯電話だが、売れ行きが振るわなかったために5月に一般販売を終了した。Googleが8月上旬にこの端末をアプリ開発用プラットフォームとして販売開始したところ、19日までに完売した。
「Nexus Oneはいい開発プラットフォームであり、優れた携帯電話だと思っている。みなさんもそうだろう。あまりに多くの人がそう考えたため、(かなりの量があった)初回在庫がすぐに売り切れた。HTCからの入荷待ちの状態だ」とGoogleのAndroid担当ティム・ブレイ氏は述べている。Nexus Oneのディスプレイに使われているAMOLED(アクティブマトリックス有機EL)は世界的に供給が不足しており、入荷までには時間がかかる可能性がある。AMOLED不足は深刻化しており、HTCはNexus Oneとほぼ同じ仕様の「HTC Desire」など一部モデルをAMOLEDから液晶ディスプレイに切り替えている。
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