RIM、BlackBerryアプリ開発ツールや広告配信サービスを発表
RIMが、サードパーティーがBlackBerry向けのアプリを開発するためのプラットフォームや、アプリ内広告を配信するサービスなどを発表した。
スマートフォンメーカーResearch In Motionは9月27日、BlackBerry向けのアプリ開発プラットフォームや広告サービスなど、開発者向けのさまざまな施策を発表した。
同社はこの日、アプリ開発プラットフォーム「BlackBerry Enterprise Application Middleware」を披露。このプラットフォームは、アプリケーションプログラミングインタフェース(API)、ライブラリ、サーバソフトなど、BlackBerryアプリ開発を容易にするためのツールを含んでいる。IBM、Oracle、SAPなどがこのプラットフォームを使ってアプリを開発する計画という。
Webベースの開発プラットフォーム「BlackBerry WebWorks」の次世代版も発表した。Web開発者がHTML5やCSS3、JavaScriptを使ってBlackBerryアプリを開発できるという。またWebWorksのコードをオープンソース化する。
このほかRIMは、BlackBerryアプリ内に広告を配信する「BlackBerry Advertising Service」、BBM(BlackBerry Messenger)メッセンジャーサービスのコンタクトリストやユーザープロフィールを活用したアプリを開発できる「BBM Social Platform」も発表した。無料の解析サービス「BlackBerry Analytics Service」も提供する。
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