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任天堂、最終赤字に転落・4〜9月期 販売台数見直し、通期も大幅下方修正
任天堂が4〜9月期の業績予想を下方修正し、最終損益が赤字に転落へ。通期も大幅に下方修正する。円高に加え、3DSの発売が年明けにずれ込んだことなどから販売台数も下方修正。
任天堂は9月29日、2010年4〜9月期の連結業績予想を下方修正し、最終損益は20億円の赤字に転落する見通しだと発表した。当初は700億円の黒字と予想していた。通期予想も大幅に下方修正する。急激な円高に加え、これまでの販売動向や年末商戦の見通し、「ニンテンドー3DS」発売日が年明けにずれ込んだことから販売数量を下方修正したため。
4〜9月期の修正後予想は、売上高が3600億円(従来予想は5500億円)、営業利益が500億円(同1200億円)、経常損が50億円の赤字(同1150億円の黒字)。前年同期の最終損益は694億円の黒字だった。
11年3月期の業績予想は、売上高が1兆1000億円(従来予想は1兆4000億円)、営業利益は2100億円(同3200億円)、経常利益は1450億円(同3200億円)、最終利益は900億円(同2000億円)。
通期予想の修正に伴い、配当予想も下方修正。中間310円を130円に、期末を520円を420円にそれぞれ修正し、年間550円とする。前期の930円から減配となる。
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