KDDIとルクセンブルクのSkypeが提携し、auのスマートフォンでSkypeが使えるようになると、10月15日付けの日本経済新聞朝刊が報じた。KDDIは、18日に予定している秋冬モデル発表時に「禁断のアプリ」を発表すると予告しており、記事はSkypeがそのアプリだと報じている。
報道によると、11月下旬に発売予定のスマートフォン「IS03」など秋冬の新モデル向けに、Skypeが専用アプリを配信。au端末同士ならネットではなく携帯電話の交換網を利用し、電話並みの品質にするという。
KDDI広報部は報道について「当社が発表したものではないのでコメントできない」としている。
記事は「ドコモもSkypeを解禁する方針」と伝えているが、ドコモ広報部は「一般のスマートフォン向け料金プランでは、以前からアプリケーションや通信プロトコルによる規制はしていない。動作検証は行っていないが、Skypeアプリも利用できると想定される」とコメント。ただし、データカード向けの「定額データプラン」ではSkypeは使えないという。
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