東芝は5月31日、本社を含む東京電力管内のグループ拠点を対象に夏季休暇日数を追加し、最長3週間に設定すると発表した。生産拠点ごとに休暇期間を分散するなどし、政府目標の15%を上回る使用電力削減を目指すとしている。
本社と東京電力管内の支社では7〜9月にかけて3週間(土日含め21日間)、同管内の生産拠点は7〜8月の2週間(土日含む14日間)を夏季休暇に設定。秋以降の休日や土曜日の一部を出勤日にするなどして対応する。
具体的な休日は分散化などを考慮した上で労使協議で6月中旬をめどに決定する。
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