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水を入れると使える「水電池」 災害・非常用の備蓄に:新製品チェック
スポイトで水を入れると使えるようになる「水電池 NOPOPO」をナカバヤシが8月下旬に発売する。未開封で約20年保存できるという。
文具・事務機メーカーのナカバヤシは、水を入れると発電する電池「水電池 NOPOPO」を8月下旬に発売すると発表した。未開封で約20年保存できるといい、災害時や非常用の備蓄品として利用できるとしている。
単三形で、付属のスポイトを使って本体の穴に水を入れれば発電する。水を入れることで化学反応を起こして電池として機能する仕組みだ。通常の乾電池は使っていなくてもわずかに放電しており、長期の保存の間に電池容量が減っていくが、水電池は水を入れなければ長期間の保存が可能という。
水分があれば発電でき、ジュースやビール、唾液でもOK。LEDライトの場合は電池1本で約5時間使用できるという。電力が弱まれば、再び注水すれば数回繰り返し利用できるという。
未使用時の重量は100本で1.5キロと、一般的な電池(100本で2.3キロ)より軽く、大量備蓄にも向くとしている。水銀などの有害物質も含んでおらず、使用後は不燃物として処理が可能という。
3本パックが630円、100本パック(単一/単二形電池変換アダプター付き)が2万790円。
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