オーシャンブリッジ、ソーシャルウェアに新機能 企業内コミュニケーションを支援
オーシャンブリッジが国内提供するソーシャルウェア「Zyncro」に、Evernoteとの連携機能やTwitterのハッシュタグに似た機能などが追加された。
オーシャンブリッジは7月14日、社内SNS機能とファイル共有機能を持つクラウドサービス「Zyncro」に新機能を追加したことを発表した。併せて8月下旬に追加予定の新機能も説明した。
追加された機能は、(1)Zyncro上のフィード(つぶやき)をスレッド単位でEvernoteに保存できる機能、(2)LinkedInに登録したプロフィール情報とZyncro上のプロフィールを自動同期できる機能、(3)フィードの文中に「#」の記号に続く文字列を入力することで、同じ文字列を含んだ発言をまとめられる機能。
このうち、(3)の機能については「Twitterのハッシュタグと同様の機能」(オーシャンブリッジの菅沼大輔氏)といい、日本語タグにも対応する。
8月下旬に追加予定の新機能では、Zyncro上にアップしたファイルとユーザーのPC内のファイルを自動同期する「Syncronizer」などを計画する。菅沼氏によると、「複数のユーザー間でこの機能を利用すれば、常に最新のファイルを全員で共有できるようになる」としている。
その他、同時期に追加予定の機能などは次の通り。
- Zyncro上でSurveyMonkeyのアンケートサービスを利用できる機能
- メインメニューのカスタマイズ機能
- Zyncro上のグループをお気に入りとして登録し、アクセスを容易にする機能
- Google Analyticsと連携したアクセス解析機能
- ファイルの閲覧/アップロード/ダウンロードのログ作成機能
- APIの提供
ZyncroはスペインのZyncro Techが開発し、今年5月からオーシャンブリッジが国内提供している。Zyncro Techのルイス・フォントCEOは「業務管理システムや顧客管理システムなど、あらゆる企業内システムはソーシャル化していくだろう。今後5年間で、大多数の企業は企業内ソーシャルネットワークを持つようになる」と話した。
関連記事
- オーシャンブリッジ、スペイン発のソーシャルウェア「Zyncro」を提供開始
5日10日にオーシャンブリッジが提供開始した企業向けクラウドサービス「Zyncro」は、SNSにDropboxのようなファイル共有機能を付加しビジネス利用を見据えたものだという。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.