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Google日本語入力に「リアルタイム変換」や文字パレット/手書き文字認識
Google日本語入力の正式版が「1.1」にアップデート。リアルタイム変換機能や、文字パレット/手書き文字認識が加わった。
Googleは7月21日、日本語入力システム「Google日本語入力」をアップデートした。「リアルタイム変換機能」や、辞書のアップデート、文字パレット/手書き文字認識機能などが加わっている。
リアルタイム変換は、入力中の文字の変換結果をサジェストウィンドウへリアルタイムに表示する機能。デフォルトで有効になっているが、無効にすることもできる。また再変換と確定の取り消しに対応したほか、変換が前バージョンから30%程度高速化しているという。
Webから構築している辞書をアップデートし、「カーヴィーダンス」「コクリコ坂から」といった新語が登録されているという。辞書ツールを立ち上げずに単語登録が簡単に行える単語登録ダイアログも追加した。
文字パレットと手書き文字認識の追加で、通常の変換では難しい漢字などの入力が容易になっている。
正式版のバージョン番号は1.0(1.0.556.0/1)から1.1(1.1.770.0)になっている。
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