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YouTube、ユーザーがグッズやチケットを販売できる「Merch Store」を発表
音楽パートナーは、自分のチャンネルでファンに直接グッズや音楽、コンサートのチケットなどを販売できるようになる。
米Google傘下のYouTubeは10月16日(現地時間)、音楽パートナーが自分のチャンネルで音楽やコンサートのチケットなどを販売できる機能「Merch Store」を発表した。向こう数週間のうちに世界の音楽パートナーがこの機能を利用できるようになる見込み。
Merch(merchandise=商品の俗語) Storeは、音楽パートナーが自分のチャンネルで直接関連商品を販売できる機能で、デジタルコンテンツのダウンロードやコンサートやファンの集いのチケットなどを扱うことができる。
Merch Storeではチャンネルにグッズやコンテンツの販売コーナーを設置できるが、販売・ダウンロードのプロセスは、米Topspinや米Songkick、米AppleのiTunesや米Amazon.comを利用することになるようだ。
YouTubeは2008年10月から、動画に「Click-To Buy」を設置することで動画視聴者をショッピングサイトに誘導するサービスを提供している(日本では2009年4月から提供)。Merch Storeにより、パートナーはデジタルコンテンツだけでなく、関連グッズも販売できるようになる。
YouTubeによると、同サービスの1カ月当たりの訪問者数は8億人以上という。
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