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Samsung、「GALAXY NexusはAppleからの訴訟を回避するよう設計した」――聯合ニュース報道
Samsungのモバイル部門社長が、Googleブランドの新Android端末「GALAXY Nexus」は、Appleから特許侵害で提訴されないよう設計されていると語った。
韓国のSamsung Electronicsのモバイル部門社長、シン・ジョンギュン(Shin Jong-kyun)氏は10月18日(現地時間)、19日に発表したGoogleブランドのAndroid 4.0端末「GALAXY Nexus」は、米Appleから特許侵害で提訴されないよう設計されていると語った。韓国の通信社、聯合ニュースが19日に報道した。
シン氏は、香港で開催した発表イベントの前日、記者らを前に「回避できることは可能な限り回避する。われわれは特許を非常に重視している」と語り、GALAXY NexusがAppleの訴訟から「100%フリーかどうか見ていく」と付け加えたという。
Appleが4月に米国で、SamsungのGALAXYシリーズのスマートフォンとタブレットがiPhoneとiPadの特許を侵害しているとしてSamsungを提訴したのを皮切りに、両社は世界各国で特許訴訟を争っている。
シン氏は「これはまだスタートにすぎず、(訴訟は)かなりの期間続くだろう」とし、「(Appleとの訴訟で)得られるものはほとんどない」と語った。Samsungのタブレット端末の一部がドイツとオーストラリアで販売停止になっているが、同社は前年比5倍というタブレットの年間販売台数目標を達成できると同氏は語った。
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