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Google、“パンダアップデート”ほか幾つかの検索機能更新を発表

Googleが、1月に検索サービスに追加したアルゴリズム変更や画像検索の強化、Google Instantの自動無効化機能などについて説明した。

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 米Googleは2月3日(現地時間)、Google検索サービスに1月に追加した幾つかの新機能について発表した。いずれもアルゴリズムの改善などで、ユーザーインタフェース(UI)などの変更はない。

 発表されたのは以下の項目だ。

  • “パンダアップデート”(高品質のサイトを優先表示するための検索アルゴリズム改善プロジェクト)をインデクシングやランキングのシステムに統合
  • 検索結果がより“新鮮に”
  • 検索語のオートコンプリートがより高速に
  • オートコンプリートでのスペル修正機能の強化
  • 検索語が明らかにスペルミスの場合、正しいスペルの結果だけを表示(結果ページのトップに「次の検索結果を表示しています:<正しいスペルの検索語> 元の検索キーワード:<スペルミスのある検索語>」と表示)
  • まれにしか検索されない特殊な単語への対応強化
  • 繰り返されるイベントの場合、最新の日程のものを優先表示
  • 画像検索結果のスクロール方法を一般の検索結果と統一
  • 画像検索結果で解像度が高いものを優先表示
  • 一般検索結果でのニュース表示の変更(検索語から、ユーザーがリアルタイムのニュースを調べようとしていると判断した場合、「〜のニュース検索結果」を優先表示)
  • Google Instant」の自動無効化(ネット接続環境が悪い場合、入力予測機能のGoogle Instantを自動的にオフにすることで負担を軽減する)
  • 「関連する検索キーワード」の追加(検索結果ページの最下部に、推奨する検索語を表示)
  • 多言語検索用語への対応(ユーザー設定で選択した言語以外の言語を検索すると、その言語の検索結果を表示)
  • サウジアラビアの検索ページで英語が使いやすくなった

 同社は1月に、Google検索の検索結果に同社のソーシャルサービスGoogle+のデータを反映させる「Search plus Your World」を追加すると発表している。同機能は自社サービス偏重だとして物議を醸しており、(少なくとも日本では)まだ開始していない。

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