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乗っ取られたTwitterアカウントからスパムツイート、偽ウイルス対策ソフトに誘導

スパムツイートのリンクをクリックすると不正なページに誘導され、マルウェア感染が見つかったと称して偽ウイルス対策ソフトをインストールするよう促される。

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 Twitterのアカウント多数が乗っ取られ、悪質なリンクを仕込んだスパムツイートを投稿しているのが見つかったと、セキュリティ企業のKaspersky Labがブログで伝えた。

 乗っ取られたアカウントからは、1秒当たり最大8件のペースで問題のツイートが投稿されているという。リンクをクリックすると不正なWebサイトにリダイレクトされ、英語で「あなたのPCで不審な動作が検出されました。システムファイルの高速スキャンを実行します」といった内容の警告メッセージを表示。スキャンの結果、マルウェア感染が見つかったと称して偽ウイルス対策ソフトをインストールするよう促す。

 偽ウイルス対策ソフトは現時点で複数の亜種が見つかっているが、どれも名前を変えただけで内容は同じだという。

 Kasperskyの調査では、4月18日の時点で計453のTwitterアカウントが乗っ取られ、スパムツイートの投稿に使われているのを確認した。スパムツイートは4000件を超えているという。ただし攻撃は現在も続いており、この数字はごく一部でしかないとして注意を促している。

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