Twitter、iOSとAndroidアプリをアップデート “ユーザー体験の一貫性”向上
Twitterの公式モバイルアプリがアップデートし、検索でのオートコンプリートなど、PC、iOS、Androidで利用できる機能の一貫性が高まった。
米Twitterは7月10日(現地時間)、iOSおよびAndroid版の公式モバイルアプリをアップデートしたと発表した。iOS版のバージョン4.3とAndroid版のバージョン3.3が、米AppleのApp Storeと米GoogleのGoogle Playからそれぞれダウンロードできる。
同社は6月末に、ユーザーがどこからTwitterを利用してもTwitterの提供するさまざまな機能を一貫して利用できるよう努力していると説明した。今回のアップデートは、この説明を裏付けるように、最近PC向けに追加された幾つかの新機能がモバイルでも利用できるようになっている。
「詳細」表示での写真や動画のプレビュー
パートナー企業のツイートを「詳細」表示にすると、ツイートとリンクだけでなく、例えばニュースであれば画像や動画、記事の概要、著者のTwitterアカウントなどが表示される。この機能は6月13日にTwitter.comに追加されたもの。Wall Street Journal、TIME、New York Timesなどの大手メディアの他、KickstarterやVimeoなどがパートナー企業になっている。
検索でのオートコンプリート機能
9日にTwitter.comの新機能として紹介された検索でのオートコンプリート機能がモバイルアプリでも利用できるようになった。「@つながり」での検索では、ユーザーがフォローしている相手が検索結果の候補として表示される。
プッシュ通知機能
フォローしている相手がツイート・リツイートすると通知が来るように設定できる。フォロー相手のプロフィールを表示し、「フォローする」ボタンの隣にあるプルダウンボタンの「通知を設定」をタップすることで設定する。アカウントの設定で通知を設定した相手を一覧表示し、通知をオフにすることも可能だ。
ブランドページの閲覧(Android版は非対応)
6月10日に公開された全米自動車競走協会(NASCAR)の「Twitter.com/#NASCAR」のようなイベントページが閲覧できるようになった。
この他、アイコンをタップすることでそのアイコンのユーザープロフィールに飛べるようになったり、「見つける」タブのデザインが代わり、アクティビティーが表示されるようになったり、Twitterのロゴが新しいものになるなど、細かいアップデートも追加された。
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