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KDDIもスマホ音声認識機能「おはなしアシスタント」
KDDIは10月15日、音声認識で天気予報の検索やメール作成ができる「おはなしアシスタント」を11月1日から同社のAndroidスマートフォン向けに提供すると発表した。
KDDIは10月15日、音声認識で天気予報の検索やメール作成ができる「おはなしアシスタント」を11月1日から同社のAndroidスマートフォン向けに提供すると発表した。
音声認識技術を搭載し、ユーザーが話しかけることでスマートフォンを操作できるアプリ。アプリを起動し、マイクボタンをタップして「今日の天気」と話せば天気予報画面を表示するといった具合だ。同社のAndroid 2.3以降のスマートフォンに対応する(IS05、ISW11HTを除く)。
電話発信やメールの作成、アプリの起動、乗り換え案内や飲食店検索、Web検索などを行える。アプリ・利用とも無料だが、月額105円の有料版ではアシスタントのキャラクターが登場するほか、音声認識を使って食べたものや行った場所を記録するライフログ機能を利用できる。
同様の機能は米Appleの「Siri」やNTTドコモの「しゃべってコンシェル」に続くもの。KDDIのサービスは音声関連技術開発のアドバンスト・メディアの音声認識エンジン「AmiVoice」を、音声読み上げ技術はKDDI研究所が開発した、Androidスマートフォン単体で省メモリかつスムーズに動作するという日本語音声合成ソフトウェア「N2」を採用した。
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