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Microsoft、Windows 7向けIE10を正式リリース:自動アップグレードも実施予定
プレビュー版として提供していたWindows 7版IE10が正式にリリースされた。時期は未定ではあるものの、Windows 7ユーザーに向けた自動アップグレードも実施するという。
米Microsoftは2月26日、Windows 7向け「Internet Explorer(IE)10」の製品版を一般公開した。マイクロソフトのWebページからダウンロードできる。Windows 7版IE10は、2012年11月14日にプレビュー版(Release Preview)を公開しており、今回は正式なリリースとなる。
IE10はJavaScriptエンジン「Chakra」の改良、GPUアクセラレーション機能の強化、HTML5やCSS3といった現行のWeb標準への対応、セキュリティの強化といった特徴があり、IE9と比べてレンダリングやJavaScript実行速度が大幅に向上した。Windows 7で使用しても「Windows 8に搭載しているIE10と同等の速度で動く」(マイクロソフト)としている。
日本での開始時期は未定だが、Windows 7ユーザーに向けた自動アップグレードも実施するとしている。ただし、自動配布の無効化ツールキット(Blocker Toolkit)を導入している場合は、自動アップグレードの対象とならない。
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