LINEは8月2日、NAVERサービスに不正アクセスした人物を特定し、この人物によって流出したデータを削除したと発表した。不正アクセスしたのは国外の人間で、現地警察と連携して特定に至ったという。
NAVERサービスへの不正アクセスは7月19日に発覚したもので、同社はこの時点で169万2496件のユーザーのIDとメールアドレス、ハッシュ化されたパスワードが流出した可能性があることを明らかにしていた。
不正アクセスした本人の供述や現地警察と同社スタッフが検証した結果、流出したデータはメールアドレス、ハッシュ化されたパスワード、アカウント名の計169万2496件であると特定され、スタッフ立会いのもとでこれらデータを削除したという。不正アクセスやデータの改ざん、第三者に提供した痕跡などは一切確認されなかったとしている。
同社は情報およびサービスの安全性が確認されたとして、同日午後3時からパスワードを再設定していないユーザーを対象に、従来のIDとパスワードでNAVERサービスを利用できるようにしている。
関連記事
- NAVERに不正アクセス 169万件のメアドとハッシュ化されたパスワード流出か
「NAVERまとめ」などNAVERブランドのサービスに不正アクセスがあり、169万件のユーザーのIDとメールアドレス、ハッシュ化されたパスワードが流出した可能性。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.