布袋寅泰さんがTwitterを終了 「いつの間にか日常のすべてを140文字に切り取るくせ」依存に危機感吐露:ねっと部
ギタリストの布袋寅泰さんが約3年間ほぼ毎日続けてきたTwitterを終了した。ファンとの交流を楽しみつつ、SNS依存への危機感もあったことがブログにつづられている。
ギタリストの布袋寅泰さんが「今年の最初の決断」としてTwitterを終了するとブログで宣言した。20万人以上のフォロワーを抱え、積極的にファンとの交流を楽しみつつ、“SNS依存症”への危機感もあったという。
布袋さんがTwitterを始めたのは2011年1月のこと。当時のブログには「ブログで日々の出来事や、考えていることを文章にして皆さんに読んでもらうのとは違う瞬間を共有しているような繋がり感がTwitterにはある」「なかなか普段連絡の取れない人や、前から一度お話ししてみたかった人などと繋がれる」と書かれており、開始直後から楽しんでいた様子が分かる。
「世間一般の僕のイメージ『強面モンスター』にもズッコケでファニーで涙もろいところもあるんだよ」という言葉通り、引用RTでファンともふれあい、「20数万人ものフォロワーがいれば毎日どなたかがお誕生日や記念日を迎えられるわけで、皆さんにお祝いのコメントを求められても全部に返すのは不可能でした。あげたりあげなかったりで不公平にならないようにいっそ全部『無理だ!』とお断りすればいいのに、ついついおめでとう!と言ってしまうのが僕の弱いところ」などステージ上のイメージとは違う一面を見せていた。
交流を楽しむ一方で、“依存症”への危機感も。「僕もいつの間にか日常のすべてを140文字に切り取る癖がついてしまった。ストーリーよりもディテールにフォーカスがいってしまう」「もちろん一瞬が積み重なって時は流れるのですが、一瞬に支配されてしまうことにもなりかねない」と振り返っている。
「3年間に渡りほぼ毎日、日常の一瞬の感情や風景を呟いてきた」Twitterを終了する理由はギタリストとしての活動に集中するため。「とても有意義な暖かいひとときでした。心はこのままずっと繋がっていますからね!」と明るく別れを告げた。今後はブログで近況を伝えていくという。
Twitterでは、「最初は近寄りがたい人だと思ってたけどツイートを見ていて好きになりました」「RTで励ましてもらったこと絶対に忘れません」などのリプライが寄せられている。
ねっと部
ハードでソフトなITニュースの合間にネット上の面白いモノ・コトをお伝えする部活動。正式には「ITmedia学園ニュース科インターネット部」、略して「ねっと部」(たぶん)。部長はめがね(予定)。
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