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Microsoft、スーパーボウルCMでALS患者のSurface活用を紹介
「技術には人を結び付ける力があり、ITは絶望した人々に希望を与える」──Microsoftの2014 Super BowlのCMには、ALSと闘う元NFLのスティーブ・グリーソン氏による“ナレーション”が流れる。
米Microsoftはスーパーボウル(米ナショナルフットボールリーグ(NFL)の王座決定戦)向けの新CM「Empowering」を公式YouTubeチャンネルで公開した。SurfaceやKinectの活用でテクノロジーが医療や教育に生かされている状況を紹介する約1分のCMだ。
元NFLの選手で現在ALS(筋萎縮性側索硬化症)と闘っているスティーブ・グリーソン氏がMicrosoftのタブレット「Surface」とアイトラッキングシステムを利用して家族と意思疎通する様子などが紹介されている。
「技術には人を結び付ける力があり、ITは絶望した人々に希望を与える」というナレーションは、声を失ったグリーソン氏がSurfaceのテキスト読み上げ機能を使って再生した機械の声だ。
CMではこの他、Kinectを使った遠隔手術やSkypeでやりとりする学校の生徒たち、Microsoft Paintで絵を描く老人、インプラント機器で聴覚を獲得したサラ・チャーマン氏などを紹介している。
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