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初の「国産電卓」誕生から50周年 シャープが新製品のデザイン投票、人気No.1を商品化
シャープが「国産第1号」のオールトランジスタ電卓「CS-10A」発表から50周年を記念し、記念モデルのデザインを決めるユーザー投票をスタートした。
シャープは3月18日、「国産第1号」のオールトランジスタ電卓として1964年3月18日に発表した「CS-10A」の50周年を記念し、新製品デザインを一般ユーザーの投票で決める「50周年記念 新製品デザイン投票」を特設サイトでスタートした。投票期間は4月10日まで。
カラーや模様が異なる12種類のデザインの中からユーザー投票を行い、人気ナンバーワンになったものを実際に商品化して今夏以降に発売する。また、人気ナンバーワンに投票した人のうち抽選で100人に商品をプレゼントする。
同社が一般ユーザーからの投票で選ばれたデザインを記念モデルとして製品化するのは「新たな試み」。「50年の愛顧に感謝し、『お客様と一緒に作りたい』という想いを込めて」実施するという。
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