5月14日午前の東京株式市場で、経営統合方針が伝えられたドワンゴとKADOKAWA(ともに東証1部)が急騰した。
ドワンゴの午前終値は前日比241円高(+9.39%)の2807円、KADOKAWAは315円高(+10.00%)の3465円に。取引開始直後にはドワンゴが2920円、KADOKAWAは3580円の高値を付けた。
両社はこの日朝、同日開く取締役会で経営統合を議案にし、決定次第速やかに発表することを明らかにした。日本経済新聞によると、経営統合は持ち株会社を設立して両社が傘下に入る形で行うという。
午前終値ベースの時価総額はドワンゴが1145億円、KADOKAWAが1021億円。
関連記事
- ドワンゴとKADOKAWA、経営統合へ
ドワンゴとKADOKAWAが経営統合を取締役会の議案に。 - ドワンゴと角川グループが資本提携 コンテンツ連携へ関係強化
角川グループホールディングスとドワンゴが資本提携。株式を持ち合うことで関係を強化、角川コンテンツとニコ動の連携などを進めていく。 - 新「KADOKAWA」誕生 グループ9社を合併 電子書籍半額キャンペーンも
角川書店やアスキー・メディアワークスなど9社が合併して誕生する新会社「KADOKAWA」が10月1日に発足。記念に1日限定でグループの電子書籍を半額で販売するキャンペーンも。 - 日テレがドワンゴ株式取得 角川GHDは2位株主に
エイベックスがドワンゴ株式を日テレと角川に譲渡。角川はドワンゴの2位株主に。 - ドワンゴ株式約5%をNTTが取得 研究所技術をniconicoに活用
ドワンゴとNTTが業務提携。NTTの研究所の技術をniconicoに活用していく。NTTはエイベックスからドワンゴ株式4.99%を取得して株主に。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.