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ソニー、CMOSセンサー生産能力強化 350億円投資

ソニーがCMOSセンサーの生産能力を350億円を投じ増強する。

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 ソニーは7月23日、積層型CMOSイメージセンサーの生産能力を増強すると発表した。300ミリウエハー換算で現在約6万枚/月の総生産能力を、来年8月時点で約6万8000枚/月まで引き上げる計画。

 半導体子会社ソニーセミコンダクタで、本年度下期から来年度上期にかけ総額約350億円を投じ、長崎テクノロジーセンターと熊本テクノロジーセンターの製造設備を増強。ルネサステクノロジから取得した山形テクノロジーセンターと一貫した生産体制を構築する。

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ソニーセミコンダクタ 長崎テクノロジーセンター(左)と熊本テクノロジーセンター

 スマートフォン市場の拡大や自分撮り(selfie)の普及で、背面カメラだけではなく前面カメラにも高品質なセンサーが求められてきており、ソニーは生産能力の強化で対応する。中長期的には約7万5000枚/月に増強したい考え。

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