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Twitterも従業員構成を開示──男性が7割、白人が6割
株式公開段階から女性従業員が少ないことを指摘されているTwitterが、Googleに倣ってダイバーシティを開示した。幹部の8割、技術系従業員の9割は男性だ。
米Twitterは7月23日(現地時間)、従業員のダイバーシティ(多様性)を開示した。
5月に米Googleがダイバーシティ開示ページを開設して以来、米Facebook、米LinkedIn、米Yahoo!などがGoogleに倣って開示している。
従業員の男女比は、全体では男性が7割。幹部では男性が8割で、技術者になると9割が男性だ。Twitterが株式公開を発表して以来、同社の取締役や幹部に女性がいないことを米New York Timesなどが批判していた。
人種の比率では、全体では白人が6割。幹部では白人が7割だ。
Twitterは発表文で、企業にとってのダイバーシティの重要性を理解しており、誇りを持てる企業を目指しているので、同業他社に倣って従業員構成を開示したと説明し、「同業他社と同様に、われわれにも解決すべき問題が多数ある」と語った。
TwitterもGoogleと同様に、女性技術者や白人以外の採用を目的とした様々な取り組みを紹介し、多様性の強化に努めると約束した。
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