米Microsoftは、9月の月例セキュリティ情報4件を米国時間の9月9日(日本時間10日)に公開すると予告した。WindowsやInternet Explorer(IE)に存在している脆弱性を修正する。
4日に公開された事前通知によると、4件のセキュリティ情報のうち、最大深刻度が最も高い「緊急」に指定された1件では、IEの深刻な脆弱性に対処する。
IEの脆弱性はIE 11までの全バージョンに存在する。特にクライアント版のWindows Vista、Windows 7、Windows 8/8.1、Windows RT/RT 8.1とIEの組み合わせは危険度が高く、脆弱性を悪用されればリモートでコードを実行される恐れもある。
残る3件の最大深刻度はいずれも上から2番目の「重要」レベル。Windowsと.NET Frameworkに存在するサービス妨害(DoS)の脆弱性、Windows 8/8.1やWindows Server 2012/R2などに存在する特権昇格の脆弱性、通信プラットフォームLync ServerのDoSの脆弱性について、それぞれ修正を予定している。
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