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「東京駅記念Suica」3日で応募170万枚 年度内印刷可能数の17倍
「東京駅開業100周年記念Suica」の購入申し込みが3日で約170万枚に上った。年度内に印刷可能な10万枚を大幅に上回る数だ。
JR東日本は、1月30日から受け付けを開始した「東京駅開業100周年記念Suica」の購入申し込みが、2月2日午前8時時点で約170万枚に上ったと発表した。年度内に印刷可能な10万枚を大幅に上回る数で、希望者全員が購入できるよう増刷するが、全員に届くまでには時間がかかるとしている。
記念Suicaは1枚2000円(デポジット500円+チャージ1500円)で1人3枚まで購入可能。購入申し込みは特設サイトと郵送で2月9日まで受け付けており、2日午前8時までにネットで約162万枚、郵送で約7万枚の申し込みがあった。
年度内に発送可能な10万枚の対象者は、申し込み受け付け終了後に抽選で決め、2月下旬に専用払込票を発送。3月9日の支払い期限終了後に入金を確認し、発送は3月19日以降となる見通し。それ以外の人への発送は4月以降になる予定で、3月上旬までに改めて案内する。
記念Suicaは当初、限定1万5000枚の予定で昨年12月、東京駅構内で発売したところ、予想以上の人出で混乱が起きたため販売を打ち切り、希望者全員に販売する方針に。年度内に10万枚を追加増刷することを決めていた。
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